M証券会社で働いていました。
証券会社は離職率も高いことで有名ですが、働いてみてその理由がよくわかりました。
まず私が在籍していた支店では、月の残業時間を40時間に調整させられていました。実際はもっと働いていたのにです。
40時間以上になると労働基準局がうるさいから、という理由でした。
目標も毎日ありましたが、もちろん年齢を重ねるごとに、その目標は大きくなり、一日の目標が当然できない日もでてきます。
すると、商品が売れてもいないのに、とりあえず売れたかのように数字を出し、月末までにどんなことをしてでもその数字分は補うことをしていました。
当然、平日だけでは時間が足りない人もいるので、中には休日も1日営業をしていた人もいたみたいです。
また、モラハラもごく普通に横行していました。営業を統括する部長が厳しい人でしたので、できていない社員がいると朝からみんなの前で見せしめのように怒っていました。
次第に「目標ができていない社員」というよりは、単に「部長が気に入らない社員」が怒られるようになっていました。
私自身は女性ということもあり、その対象にはなりませんでしたが、正直毎朝理不尽に怒られている姿を見るのは、非常に不快でした。
その影響もあってか、新入社員が入ってきても、3年以上続く人は3人中1人くらいでした。