営業A ブラック企業体験談

私は就職氷河期世代で今まで何度も正社員になろうと就職活動をしてきましたが、どれも上手くいきませんでした。

そうして年齢を重ねる毎に焦りと不安が増えて行く一方で、とうとう年齢も30歳を迎えてしまった時の事です。
30歳を超えると転職活動が急に大変になると言う話を聞き、焦りと不安が更に倍増したため希望職種を無視し、あらゆる業種に応募を掛けていました。
そこで採用されたのは太陽光パネルを販売する飛び込み営業の職種でした。会社名は「株式会社a」です。

「ノルマはなし、頑張ればすぐに昇給、成績さえあげれば上も下も関係ないので、働きやすく誰でも稼げます。」とそんな甘い言葉を信じてその会社に入りました。

しかし、個人目標と言う名前の違うノルマが存在し、頑張った所で売れなければ昇給もなく、上司からのパワハラは当たり前の体育会系の環境の会社でした。

その上、勤務時間は朝8時から夜11時までの1日15時間以上で、休みは月で2日と言う状態で生活が成り立たない様な状態でした。
売り上げのために詐欺とも思われる様な方法で顧客へ説明して契約を取れと強要され、風呂に入っていようが寝ていようが上司の電話に出ろとプライベートまで拘束されると言う地獄の様な毎日でした。

そんな日々を送っていれば当然ながら肉体的にも精神的にもボロボロとなっていきました。時々、立てなくなるほどの激しい胃痛が起きようとも会社は保険を付けてくれない上に病院に行く時間もくれない様な状態で、死にそうな毎日を過ごしていました。

そんな無理をしていたため、とうとう限界を超え、帰りの駅のホームで意識を失い倒れてしまいました。どれくらい倒れていたのか分かりませんが、冷たい地面の上で目を覚ました時には誰一人として声を掛けてくれる人はいませんでした。

地獄の様な日々を送る中でも見えない希望に向かってひたすら走り、意識を失って倒れるほど一生懸命に頑張っても誰一人からも認めてもらえない日々を思い返した時、こんなに辛い事をしても生きなければならないのかと思うと涙が溢れて止まりませんでした。

そして、そんな過酷な状況下で起きたのが2011年3月11日の東日本大震災でした。震災の影響で販売している商品の発注を大手に持って行かれたため発注不可能の状態になったため、事実上の事業転換をすると言う事になったので、それを機に会社を辞める事にしました。

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