家電販売のLGJという会社にて営業部門の責任者として雇用されました。
業務内容は日本市場において自社製品の販売における販路の構築とその営業体制の構築でした。前職が有名な企業であったため、中々業務遂行に理解が得られず、1週間単位で業務が細分化され目標に到達していないと土日も関係なく出勤となります。プロジェクト型の業務だったため休みがないのは仕方がないとは思いますが、社内ルール(経理処理の仕方や出張の稟議書の提出方法など)は全く導入されず非常に手間がかかった経験があります。毎週不定期に会議が開催されるのですが、日程も知らされず前日の夜知らされるため、当然会議の前日は徹夜となりますし残業代は一切支払われません。
1年間のプロジェクトであったため成果を出したものの、プロジェクト終了と同時に解散となりその後会社に居続けるには面接をクリアしなければなりませんでした。契約社員でも有期雇用でもなかったのにプロジェクトが終了し一箇月の間に5人も辞めていきました。後から聞いた話では、当初からその業界の経験者を採用し、プロジェクトを成功させたらお払い箱というのは計画にあったようです。
結局私自身も退職することになりましたが、振り返ってみれば当時退職してよかったと今では感じています。