IT系のS ブラック企業体験談

人生初めての就職先がブラック企業でした。
今は他の大企業に吸収合併され、なくなってしまいましたが、IT系のSという会社でした。

どんな所がブラックだったかというと、色々ありますが、まず最終面接での話。
終始にこやかに面接は進んでいたのですが、私の希望していたWebデザイナーの職種ではなく、営業部のでプランナーとして仕事をしてほしいと言われました。
所属は営業部だけど、営業のサポートとして、資料やWebのデザインが主な仕事になると言われたので、私も若かったため、何の疑念も抱かずに就職を決めてしまいました。

ところが、入社したとたん、バリバリの営業要員として、テレアポや飛び込み営業をさせられる始末。
させてもらえるデザインなんて、パワーポイントでプレゼン資料を作る際の表紙くらいでした。

多分営業部の方が沢山の人を欲しがっていたので、うまいこと騙されて連れて来られたんだと後になって気づきました。
また、前述の通り、私はWebデザイナーになりたくて専門学校を卒業し、デザインやプログラムの勉強ばかりしていたので、人見知りの私にはテレアポや飛び込み営業など相当な苦痛でしかありませんでした。

しかし、営業部に所属する限りは数字をこなさなければならないので、私のような出来の悪い社員は終電まで残って、テレアポしたり、プレゼン資料を作り直したりで、月に100時間以上は残業していました。

しかし、営業部は見なし残業制度で一円も残業代は出ず。
そのくせ、監査が入った時に備えて、どれだけ遅くまで仕事をしていても、定時の18時に無理矢理タイムカードを押すことを強要されました。

さすがに社会の事をなにも知らなかった私でも「なんかこの会社怪しいぞ」と思い始めた頃には、すでに入社して半年くらい経っており、長時間労働と数字に追われるプレッシャー、
また、やりたかった仕事ができると思って入社したのに全くさせてもらえないストレスとで、精神を病み、パニック障害と診断されました。

会社の会議室で息が出来なくなったり、休憩室で涙が止まらず、結局夜まで泣いていたりと、明らかにおかしくなっていきました。
でもそこで「辞める」という思考にたどり着かなかったのは、会社で「みんなが我が社でやってることができないやつは、どこに行ってもダメなやつだ」的な事を言われ続け、半ば洗脳されていたからだと思います。

親友に相談すると「そこまで辛い思いをして、身体を壊してまで居る価値のある会社なの!?」と言われ、そこで我に帰り、すぐにその会社を辞めました。
友達に相談もせず、必死で続けていたらどうなっていたか、想像すると、ゾッとします。

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